第11回 開催報告書
科学へジャンプ・イン・北陸2022 報告書
令和4年11月19日(土) 9:00〜15:30 富山県立大学
3年ぶりの対面開催。
開催概要
- 日程
- 令和4年11月19日(土) 9:00〜15:30
- 会場
- 富山県立大学(富山県射水市黒河5180)
- 対象
- 視覚障害のある小中高生で科学に興味を持ち、当日のイベントに参加可能な北陸地区の児童・生徒と児童・生徒の兄弟および視覚障害のある社会人
- 主催
- 科学へジャンプ・イン・北陸実行委員会
- 後援
- 全国盲学校校長会、富山県教育委員会
参加人数
- 参加児童・生徒
- 7名 (小学生1名、中学生3名、高校生3名)
- 保護者・付添人
- 9名
- スタッフ
- 26名
目的
- 触れて学ぶ科学の体験・実習プログラムを通して、視覚障害者の科学理解増進を図る。
- 実行委員を形成することで、地域で核となる人とのネットワークを構築する。
プログラム
- 9:30〜10:00 受付
- 10:00〜10:20 開会式
- 10:30〜12:00 ワークショップⅠ・Ⅱ
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- メタバースによる3D/VR空間を体験してみよう!
- ブロックを並べてプログラミング体験
- 12:00〜13:20 お昼休み 体験・展示
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- Skype体験、DAISY体験など
- 13:30〜15:00 ワークショップⅢ・Ⅳ
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- うくかな?しずむかな?
- ブロックを並べてプログラミング体験
- 保護者向け企画:意見交換会
- 15:10〜15:30 閉会式
ワークショップ内容(全3種類)
メタバースによる3D/VR空間を体験してみよう!
講師:守井清吾(株式会社インテック)
メタバースの一つである「NeosVR」上で、VRの体験をする。立体音響を頼りに視覚障碍者はどこまで活動できるのか?! 本ワークショップでは、メタバースの概要と体験、立体音響技術の一端に触れ、VR×視覚障碍者の現状などについて学習する。
ブロックを並べてプログラミング体験
講師:本吉達郎・富山県立大学学生
ブロックを並べてプログラミングを体験できるP-CUBEを使って発話プログラムを作成、プログラミングの基本を学んでみよう!
うくかな?しずむかな?
講師:浜田志津子(筑波大学附属視覚特別支援学校)
(1) 小さな氷は水に浮くか沈むか調べる。(2) 大きな氷ではどのようになるか調べる。(3) 冷たい水と温かい水の浮き沈みを調べる。(4) 冷たい空気と、暖かい空気の浮き沈みを、全員で大きい風船を作って調べる。
体験・展示
昼休みに、視覚障害者ITサポートとやまのスタッフによるSkype体験、DAISY体験、音楽体験を行った。
保護者向け企画
午前は午前中に実施したワークショップの見学を実施した。午後からは、埼玉県立盲学校(塚崎幸平氏)を講師に迎え、子供たちの生活面や学業、就業をテーマとして意見交換が行われた。
感想
生徒の感想
今回の科学へジャンプでは、メタバースによるVRについてとても興味がありました。筑波技大を目指す私にとって必要だったので知らないことを知れてとてもうれしく思いました。初めてゲーミングPCをつかったときは自分がゲームの世界に入ったように感じました。またVR体験をしたいと思いました。
ブロックを並べてプログラミング体験が楽しかったです。並べたあと、しゃべるところが面白かったです。あの機械がほしいなと思いました。
ブロックのプログラムは簡単に学べて楽しかった。大学生のお兄さん達も優しくて、うれしかった。お昼の音楽も初めてだったけど、うまくできた。午後のうくかな?しずむかな?は理科の実験みたいで楽しかった。来年も来たいと思う。
保護者の感想
対面での科学へジャンプ、やっぱり良かったです。久しぶりにいろんな方と交流ができたり、体験が出来、本人も楽しそうでした。VR空間も興味のあるものなので貴重な体験になったと思います。塚崎先生のお話では、先生の気持ちや保護者の気持ちを思い涙が出てしまいましたが、とても身近なお話が聞けてよかったです。
視覚障がいがある中で、情報に関わる機会を設けていただき良い経験になった。保護者という立場として、子供にどのような教育機会、環境を整えるか、参考になりました。
初めての参加でしたが、楽しくて、子供が積極的に取り組んでいる姿を見れて、うれしく思いました。
スタッフ・見学者の感想
いろいろな準備をしていただきありがとうございました。3年ぶりの対面でのジャンプでしたので少々不安でしたが、元気な生徒さんにお会いして不安が吹き飛び、実験中の生徒さんの笑顔に元気をもらいました。久し振りの楽しい充実した90分でした。ありがとうございました。
保護者向け企画では、先生の体験談に保護者の方々がみなさんうなって聞いておられた姿が印象的でした。ワークショップの内容は、メタバースが取り入れられていて、時代に応じて工夫されていることがとても良かったと思います。企業参加があったことも良かったと思います。
今年も浜田先生のWSを見学させていただきました。授業では、ここまで扱えないが、とても大切な考え方を学べるWSで、児童・生徒にとって貴重な経験になっていると思う。また、盲学校教員にとっても、視覚に障害のある児童生徒への理科教育に大切なポイントがたくさん含まれていて、大変勉強になりました。