第10回 開催報告書

科学へジャンプ・イン・北陸2021 報告書

令和3年10月31日(日) 9:00〜12:15 Zoom Meetings(オンライン開催)

新型コロナウイルス感染症の影響により、Zoomを用いたオンライン形式で実施。

開催概要

日程
令和3年10月31日(日) 9:00〜12:15
会場
Zoom Meetings(オンライン開催)
対象
視覚障害のある小中高生で科学に興味を持ち、当日のイベントに参加可能な北陸地区の児童・生徒と児童・生徒の兄弟および視覚障害のある社会人
主催
科学へジャンプ・イン・北陸実行委員会
後援
全国盲学校校長会、富山県教育委員会

参加人数

参加児童・生徒
5名 (小学生1名、中学生2名、高校生2名)
保護者・付添人
7名
スタッフ
25名

目的

  1. 触れて学ぶ科学の体験・実習プログラムを通して、視覚障害者の科学理解増進を図る。
  2. 実行委員を形成することで、地域で核となる人とのネットワークを構築する。

プログラム

9:10〜9:15 開会式
9:15〜10:15 ワークショップⅠ・Ⅱ
  • 身近な果物を手でじっくりと調べてみよう
  • 地球と生物の歴史を探る
10:15〜10:20 準備
10:20〜11:20 ワークショップⅢ・Ⅳ
  • 輪ゴムを使った弦楽器作成
  • 勉強は何の役に立つのか?
11:20〜11:35 閉会式
11:35〜12:15 保護者向け企画
  • 意見交換会

ワークショップ内容(全4種類)

身近な果物を手でじっくりと調べてみよう

講師武井洋子

食べ物として知っているカキやリンゴを自分の手で観察し、気づいたことを言葉で発表してもらう。この学習を通じて、植物にとっての果物の役割を理解すると共に、植物の種類によって果実や種子がいろいろであることを理解し興味を涵養する。

地球と生物の歴史を探る

講師柴田直人

化石のレプリカ標本の観察を行うことで、地球と生物の歴史を学ぶ。

輪ゴムを使った弦楽器作成

講師高野博史・本吉達郎・富山県立大学学生

音の大きさ(振幅)や音の高さ(振動数)について学ぶ。

勉強は何の役に立つのか?

講師守井清吾

「勉強は何の役にたつの?〜ITは視覚障碍者の可能性を広げます〜」をテーマに、講師の経験を基に講師と参加者、参加者同士でのディスカッションを行い、今後の進路について気付きを持ってもらう。

保護者向け企画

午前は午前中に実施したワークショップの見学を実施した。午後からは、筑波技術大学(宮城愛美氏)を講師に迎え、子供たちの生活面や学業、就業をテーマとして意見交換が行われた。

感想

生徒の感想

  • 果物のしくみについて楽しく学べました。種すべてに管があり、その管に栄養がいくということが分かった。
  • いつも食べている物を切って観察することが面白かったです。特にカボチャの種の数が多いことに驚きました。あと、いろんな果物の種の形が違ってワクワクしました。
  • 輪ゴムで作ったギターは初めて作ったけど、とても楽しかったです。ちゃんと音や音色がはっきりしていてよかったです。
  • 大学に進学するときは、盲学校の勉強以外も必要だということが分かった。

保護者の感想

  • 普段は食べるだけで、なんの疑問もなかったものでも、なんで?と、追求していくといろんな仕組みがあることが分かり、とても勉強になりました。見て触れて学ぶことの大事さを改めて感じました。
  • 真剣に大学についての話を聞いているのが印象的でした。マンツーマンで少し緊張していたようでした。思春期も重なり親子でなかなかうまく話せないこともある中で、たくさん話して頂き助かりました。
  • 子どもが楽しそうにしており嬉しくなりました。

スタッフ・見学者の感想

  • レプリカや模型など実際に触れてみたり、講師の先生の問いかけで当時の様子や現在との違いをイメージしたりという活動を楽しんでいるのが生徒の言葉から感じることができました。日頃からいろんなものに触れて、それらのイメージを培っておくことが大事だなと思いました。当日、自宅から参加した児童も翌日、学校で教材を体験することができてよかったです。
  • 盲学校から大学への進学の話が参考になりました。
  • 生徒が弦を弾いて音を楽しむなど主体的に取り組む姿が見えた。

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