第7回 開催報告書
科学へジャンプ・イン・北陸2017 報告書
平成29年11月18日(土) 10:00〜15:30 富山県立大学
開催概要
- 日程
- 平成29年11月18日(土) 10:00〜15:30
- 会場
- 富山県立大学(富山県射水市黒河5180)
- 対象
- 視覚障害のある小中高生で科学に興味を持ち、当日のイベントに参加可能な北陸地区の児童・生徒と児童・生徒の兄弟および視覚障害のある社会人
- 主催
- 科学へジャンプ・イン・北陸実行委員会
- 後援
- 全国盲学校長会、富山県教育委員会
参加人数
- 参加児童・生徒
- 14名 (小学生4名、中学生4名、高校生1名、専攻科生5名)
- 保護者・付添人
- 7名
- スタッフ
- 40名
目的
- 触れて学ぶ科学の体験・実習プログラムを通して、視覚障害者の科学理解増進を図る。
- 実行委員を形成することで、地域で核となる人とのネットワークを構築する。
プログラム
- 9:30〜10:00 受付
- 10:00〜10:20 開会の集い
- 10:30〜12:00 ワークショップⅠ
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- 白い粉の観察
- バイノーラル録音体験
- いろいろな電話を作って音のしくみをしろう
- 保護者向け企画Ⅰ:ワークショップ見学
- 12:00〜13:30 昼休み 体験・展示
-
- Skype体験、DAISY体験など
- 13:30〜15:00 ワークショップⅡ
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- 液体窒素の体験
- 心臓の解剖
- 中国語体験
- 保護者向け企画Ⅱ:意見交換会
- 15:10〜15:30 閉会式
ワークショップ内容(全6種類)
白い粉の観察
講師:鳥山由子
身近な白い粉として、砂糖(グラニュー糖)、食塩、砂糖(上白糖)、小麦粉(薄力粉)、片栗粉(馬鈴薯澱粉粉)、重曹を用いて次の観察を実施した。(1)触覚で観察、(2)味覚で観察、(3)加熱し嗅覚で観察、(4)重曹と酢の化学変化の観察等の体験を通して身近な物質への興味を涵養する。
バイノーラル録音体験
講師:鈴木淳也
音の位置・距離が分かる仕組みの探求。ステレオ録音の一つであるバイノーラル録音の体験。
いろいろな電話を作って音のしくみをしろう
講師:鈴木貴
紙コップをさまざまな媒体でつないだ電話を作成し、音が伝わる仕組みを学ぶ実験。
液体窒素の体験
講師:高野博史
日常では体験できない液体窒素の−196℃の世界の体験学習。
心臓の解剖
講師:武井洋子
ニワトリとブタの心臓を用いて、手で触って観察する解剖を実施。
中国語体験
講師:高源
中国文化について学ぶ。中国と日本の地理上の位置関係の把握、現在の中国における学生生活、中国で有名な歌、中国語での自己紹介。
体験・展示
昼休みに、視覚障害者ITサポートとやまのスタッフによるSkype体験、DAISY体験、音楽体験を行った。
保護者向け企画
午前は午前中に実施したワークショップの見学を実施した。午後からは、ソニー(鈴木淳也氏)を講師に迎え、子供たちの生活面や学業、就業をテーマとして意見交換が行われた。
感想
生徒の感想
液体窒素の実験が楽しかったです。風船やバナナ、スーパーボール、カイロなどを液体窒素のなかに入れて、かたくなったり風船がしぼんだりする事がわかって楽しかったです。来年も色々な実験をしてみたいです。
電話のしくみが良く分かった。心臓の解剖は弁の位置とかが分かりやすかった。固さや筋肉の厚さが分かって良かった。
手軽に、バイノーラル録音ができるということに驚きました。ダミーヘッドが300万円する理由も少しわかりました。心臓の解剖もくわしく見ることができたのでよかったです。
解剖がいろいろ勉強になったので、また次回別の部位の解剖が見られたらと思いました。
普段はあまり関わることのない他国語(中国語)について勉強できたのが楽しかったです。「科学」とは少しはなれてはいますが、このような体験は現代のグローバル社会にとって重要だと思った。
保護者の感想
子供にとってよい経験、体験をさせていただきましてありがとうございました。今後も参加させてもらいたいです。宜しくお願いします。
子どもも、付き添いの姉妹も楽しんでプログラムに参加できたようです。初めは自己紹介ではずかしがっていましたが、少しずつ興味のあることに手がでたり口がでたり、自由にやっていました。また、親の意見交換会では、講師の方の貴重な話が聞け、とてもよかったです。
学校で体験できない事ができて楽しそうでした。進路希望など、悩む事が多いですが、経験されたお話しなどが聞けて、とても参考になりました。来年もぜひ参加したいです!
スタッフ・見学者の感想
貴重な機会で、普段ふれあわない人々と交流できました。自分にとって大変いい時間と改めて感じました。純粋な笑顔は何より心に浸みました。大変ありがとうございました。
子供に教える立場で、障害がある子供達と共に体験し、共に楽しいということより、障害がある世界を深く感じれたと思います。自分自身が外国人の立場で、これから日本社会へどんな活躍することや、どんな貢献をすればよいかを考え始めました。すばらしい活動だと思います。